こんにちは。採用・キャリアのかかりつけ医HRドクターという事業名で、中小企業の採用支援や人事労務専門ライターをしているさつきです。
仕事柄、しょっちゅう労働力調査などの厚生労働省の統計データを閲覧しているのですが、社労士試験の「労働の一般常識」の科目でも統計データが一部出題されるそうです。
統計データはかなり分厚い&種類が多いので、一度に見切れないため、本記事に大事なデータをとりあえずまとめておきます。(備忘録として…)
(1)労働力調査~総務省・毎月発表あり~
2020年度の年間数値がまだ発表されていなかったので、とりいそぎ2020年11月分のデータを貼っておきます。
労働力調査 (基本集計) 2020年(令和2年)11月分
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/gaiyou.pdf
(2)就業構造基本調査~総務省・5年に1回実施~
就業構造基本調査は、あまり知らなかったのですが以下のような調査だそうです。
就業構造基本調査は、統計法に基づく基幹統計『就業構造基本統計』を作成するための統計調査であり、国民の就業及び不就業の状態を調査し、全国及び地域別の就業構造に関する基礎資料を得ることを目的としています。
平成 29 年就業構造基本調査結果要約(平成 30 年7月 13 日発表)
https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2017/pdf/kyouyaku.pdf
(3)職業安定業務統計
ハローワークの求人状況などを毎月、厚労省がまとめてくれているものです。
一般職業紹介状況(令和2年11月分)
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000707909.pdf
(4)雇用動向調査
こちらも厚労省が行う調査です。
(5)大学等卒業予定者の就職内定状況調査(大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況等調査)
新卒採用に関わる調査結果です。各大学に調査したものなので、企業の採用担当者もチェックしておきたいものですね。
こちらが最新の就職状況
(6)賃金構造基本統計調査
令和2年度から調査方法が変わるそうです。まだゆっくり見てませんがリンクだけ先に貼っておきます。(備忘録)
結果は毎年発表されています。こちらが結果一覧です。
(7)毎月勤労統計
こちらも厚生労働省が発表しているお馴染みの調査です。
毎月、各業種の労働時間・時間外労働時間やお給料などが全部確認できます。
採用した人数、離職した人数も見れるので、特に人材業界で働く方は参考になるデータです。
2020年度の最新が出てないので、令和元年度の年間データを貼っておきます。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r01/01cr/dl/pdf01cr.pdf
各月・過去の勤労統計はこちら
毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査) 結果の概要|厚生労働省
(8)高齢者・障害者・派遣・外国人・若年者・家内労働者などの雇用実態
私は外国人雇用支援の人材会社で働いていたことがあるので、外国人雇用状況は毎日見ていました。
気付けば外国人労働者は160万人を超えていたんですね。
「外国人雇用状況」の届出状況まとめ【本文】令和元年10月
https://www.mhlw.go.jp/content/11655000/000590310.pdf
令和元年「高年齢者の雇用状況」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000182200_00003.html
障害者雇用状況
派遣2種類
家内労働者
若年者雇用実態(5年に1度)
まとめ
他にも統計調査はたくさんありますが、まずはここまでの最新結果を確認していこうと思います。